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HP制作・サイト運用

ヒアリング無しの HP 制作が向いている会社、向いていない会社——できる範囲と条件から判断する

結論から書くと、ヒアリング無しの HP 制作は、デモの中から近い見た目を選べて、ページ数が多くなく、問診票に答えて文章のたたき台を確かめる時間を取れる会社 に向いています。反対に、デザインをゼロから独自に作り込みたい会社、打ち合わせを重ねて一緒に作りたい会社、ページ数の多い大規模なサイトが要る会社、文章をすべて任せたい会社 には向きません。

この記事では、h-system の「ノーヒアリングHP制作」の条件(制作の流れとご契約条件に書いているもの)をもとに説明します。ほかの制作会社の似た進め方とは、条件が違うことがあります。制作費の見積書の読み方と、公開後の月額保守の中身は扱いません。月額保守で何をしているかは「ホームページの月額保守は何をしているのか——更新・バックアップ・SSL・監視と契約の確かめ方」で説明しています。

ヒアリング無しで省くもの、残るもの

省くのは、ページ数や見出し、載せる情報を、打ち合わせで話しながら決める工程です。代わりに、見た目はデモで確かめ、中身は問診票で整理します。依頼する側の作業が無くなるわけではなく、次のように残ります。

段階 依頼する側がすること h-system がすること
1. デモを選んで相談 業種・雰囲気に近いデモを選び、問い合わせフォームから相談する 内容を確認し、通常2〜3営業日以内を目安に連絡する
2. 問診票 基本情報・強み・ターゲット・デザインの方向性・素材の有無を入力する(10〜15分程度) 問診票の URL を送る
3. 見積・判断 見積を確かめ、進めるかを決める 問診票の受け取り後1週間以内に、料金プランと対応範囲を明記して送る
4. 制作・確認 着手金(制作費用の50%)を払い、確認用 URL で内容を確かめて修正を伝える 構成・文章・キャッチコピーを整理して制作し、軽微な修正を反映する
5. 納品・公開 残金(50%)を払う 公開作業をする、またはデータを渡して納品する

見積を確かめて進めないと決めた場合、その時点では費用はかかりません。着手金を払った後のキャンセルは、別途の相談になります。

できる範囲

デザインはデモがベース

掲載しているデモは、方向性を確かめるための参考デザインです。デザインは選択式で、見た目はデモで確かめ、中身は問診票をもとに業種・強み・目的に合わせて整理して仕上げます。

ページ数と機能はプランで決まる

プラン ページ数 主な内容
ライト LP1ページ スマホ対応、お問い合わせフォーム、キャッチコピー・基本構成整理
スタンダード 5ページ前後 スマホ対応、お問い合わせフォーム、お知らせ更新機能(標準搭載)、原稿・FAQ整理サポート
カスタム 応相談 予約・会員・決済対応、管理画面構築、要件整理・設計

お知らせ更新機能は、サイトの管理者がお知らせを登録・編集・公開できる機能です。WordPress 化はスタンダード以上のオプションで、カスタム見積もりです。

文章はたたき台まで整理する

問診票の内容から、キャッチコピー、ページ構成と見出し案、各セクションの本文、お問い合わせ・予約への誘導の文言、FAQ や補足説明文、業種に合った訴求ポイントのたたき台をまとめます。

素材が揃っていなくても進められる

ロゴやトップ画像は問診票でアップロードでき、素材が揃っていなくても問診票は記入できます(後日の送付も可)。素材が無い場合はプレースホルダー(仮の画像)で制作し、後から差し替えます。AI で生成した画像の活用も提案できます(素材一式の AI 画像生成はオプションです)。

期間と、公開・管理の方法

制作期間の目安は、ライトが最短2週間〜、スタンダードが3〜5週間で、カスタムは別途の相談です。公開・管理は、どのプランでも次の A と B から選べます。

方法 内容
A. h-system で公開・管理する 公開・運用基盤管理の月額契約が必要。サーバー管理、SSL 対応、障害時の一次対応、軽微なテキスト修正。公開作業は h-system が行う
B. 自社で管理する 制作・納品のみの契約で、月額の管理契約は不要。渡すもの(サイト一式データ・README(公開手順)など)の範囲は見積に明記する

公開後にページや機能を足したい場合は、都度の見積で、制作を担当した代表に続けて相談できます。

できないこと、別の見積になること

次のことは、この進め方では扱っていないか、別の見積になります。

  1. デザインをゼロから作ること。 デザインはデモをベースにした選択式です。
  2. 打ち合わせを重ねて決めること。 打ち合わせ不要を前提にした流れで、やり取りは問診票と、確認用 URL での確認・修正が中心です。不明点は、案内のメールへの返信や問い合わせフォームで伝えます。
  3. 文章をゼロからすべて書いてもらうこと。 問診票をもとにたたき台を整理する形です。たたき台を読み、事実と違うところや足りないところを直すのは、依頼する側の作業です。
  4. 回数を超える修正と、大きな変更。 軽微な修正(文章・画像の差し替えなど)は、ライト2回・スタンダード5回までです(カスタムは個別見積)。大幅な構成変更や機能の追加、ページの追加は別の見積になります。
  5. 公開後の無停止の約束。 A を選んでも、サイトの無停止や、障害からの即時の復旧を約束するものではありません。B を選んだ場合は納品後の継続的な保守は含まれず、サーバーへのアップロードなどの公開作業や追加の設定が要るときは別途の相談です。

向いている会社、向いていない会社

向いている会社 向いていない会社
何を書けばいいか分からず、文章で手が止まっている 文章をすべて任せ、たたき台の確認や修正もしたくない
打ち合わせに時間をかけず、早めに公開したい 打ち合わせを重ねて、一緒に作り上げたい
デモの中に、方向性の近い見た目がある デザインをゼロから独自に作り込みたい
LP1ページから5ページ前後で足りる ページ数の多い大規模なサイトが要る
ロゴや写真がまだ揃っていない 公開後の無停止や即時の復旧の約束が要る
デザインも中身もまとめて進めたい 今のサイトのデザインを変えずに、運用だけ頼みたい

デザインは、デモの中に方向性の近いものが無ければ、この進め方は合いません。打ち合わせについては、やり取りが問診票と確認用 URL での確認が中心なので、話しながら少しずつ決めたい会社には合いにくく、決めながら直していくと、軽微な修正の回数を超えたり、大幅な構成変更として別の見積になったりします。ページ数については、このサービスは個人事業主・小規模事業者向けで、スタンダードは5ページ前後が目安です。それより多いサイトはカスタム(ページ数は応相談)の個別見積になります。今のサイトを作り直さずに運用だけ頼みたい場合は、制作ではなく運用のサービス(サイト運用代行ライトプラン)が合います。

文章は、たたき台を読むときに、自社にしか書けない情報(これまでの対応の内容、強みの具体例、料金の考え方など)を足すと、その会社ならではの内容になります。Google も「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」で、独自の情報を提供しているか、実体験や深い知識を示しているかを、コンテンツの自己評価の質問に挙げています。

依頼する前に確かめておくこと

  1. デモの中に、方向性の近いものがあるか
  2. 必要なページ数と、予約・会員・決済などの機能が要るか
  3. 問診票に答えられる情報(強み・ターゲット)と、ロゴ・写真があるか
  4. 公開までに、たたき台を読んで直す時間を取れるか
  5. 公開・管理を A と B のどちらにするか。ドメインを誰の名義で取るか(h-system はお客様名義での取得を推奨しています)

B を選ぶ場合は、納品後の継続的な保守が含まれないため、サーバーの契約や SSL 証明書の更新、自社で取得したドメインの更新を、自社で管理することになります。期限の管理は「SSL 証明書とドメインの期限切れを防ぐ管理——担当者が変わっても止まらない仕組み」で説明しています。

h-system でできること

h-system のノーヒアリングHP制作は、デモを選んでご相談いただき、問診票(入力時間の目安は10〜15分程度)に答えていただく流れで、打ち合わせは不要です。要件が固まっていない段階でも対応でき、初回相談は無料です。問診票の内容をもとに料金プランと対応範囲を明記したお見積もりをお送りし、ご確認いただいた時点でキャンセルされても費用は発生しません。システム開発を本業とする代表が制作から公開後の管理まで直接担当し、作った後の更新や機能の追加も続けてご相談いただけます。

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